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動物の種類に拠って形や機能がちがってくるのだ。
人間や猿、ねずみと云った動物の胎盤は[盤状胎盤]と呼ばれ、子宮の一部に丸く盤状に形成される。
人間の胎盤は、哺乳類の中では一番進化した胎盤で在り、酸素や栄養分、老廃物等の交換が実行される他に、免疫を胎児に送る働きもしている。
馬や豚等は、子宮内の全体に形成される胎盤で、[散在性胎盤]と呼称される。
妊娠中の時期を特定する事なく生じる散発性流産を生起が馬に少なくない理由は、[散在性胎盤]のため母体と胎児の結合が分離されやすい事と、妊娠5から6ヶ月ごろ、黄体ホルモンの分泌が黄体から胎盤へと切り替わるためと云われている。
胎盤の最も胎児に近い側には羊膜と云う膜が在り、羊膜を取り除くと、絨毛(じゅうもう)と呼称される、ツリーの形をした毛のようなものがたくさん生えている。
ツリーでいう幹に当たる部分は胎児側とつながっており、ツリーの1番上に当たる部分は母体側につながっている。
この間にある、枝分かれしたツリーの葉に当たる部分を、浮遊絨毛といい、絨毛内には胎児の血液が走っている。
注射もしくは内服と同時に、皮膚へのプラセンタ・エキスの塗布も実践する。
プラセンタのもつ上皮細胞増殖因子や線維芽細胞増殖因子が、ステロイド剤で壊された繊維芽細胞や上皮細胞を増やし、健康な皮膚をつくり出していくのだ。
更に、神経の異常興奮を制御する働きも有る為、かゆみを実感しにくくもさせてくれる。
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